「あなたの提供するサービスはなんですか?」
と聞かれたときに、たとえばカフェを経営していると
「こだわりのコーヒーを出すことです」
などと答える。
しかし、
「なら、ジャワの豆の中でも最もマイルドな西部で取れたものの中で、
さらに最も新しいものを、エスプレッソにして抽出し香りと味がしっかりしているけども、私は苦いのが苦手なのでそのままでも飲めるようにしてくれ。
ただし、牛乳は嫌いだし、砂糖は体に悪いので入れないでくれ。
あんたはこだわりのコーヒー屋なんだからそのくらいのことはやってくれ。希望に合わなければ金は払わない」
と言われたら何と答えるだろう?
こういう場合大体3つの行動パターンがある。
- イヤな顔をして「なんてわがままなお客だ」と心の中で思い、何とかその状況をごまかして、早くイヤな思いから逃れることだけに集中する
- とにかく話を聞いてあげてできる限り対応してあげようと心配りをし、自分がやれることを一生懸命やってあげてなるべく期待に応えるように誠心誠意できることをやってあげる
- できることとできないことを明確に伝え、できることの中で最も期待に近いものを提案し、それでも接点が見出せなければ「できないこと」としてサービス提供を断る
おそらくいいサービスを提供しているサービス提供者は2番目の方法に力を入れていると思うし、それ以外の人は1番目のサービスをやってしまっていると思う。 |